2022年ホームカミングデーを開催しました
2022年ホームカミングデーが11月3日(木・祝)南大沢キャンパスで開催されました。
ホームカミングデーのイベント内容は以下のとおりです。
イベント | 開催時間 | 主催 |
---|---|---|
同窓会記念講演会 | 13:00~14:00 | 同窓会 |
ホームカミングデーセレモニー | 15:00~15:30 | 大学 |
東京都立大学学長報告 | 15:40~16:00 | 大学 |
寄付への感謝の集い | 16:10~16:40 | 大学法人 |
同窓会会員大会・抽選会 | 16:50~17:20 | 同窓会 |
なお、当日は国際交流会館のオープンスペースに同窓生休息所が開設され、各キャンパスの懐かしい写真の提供があり、お茶・お菓子なども提供されました。
以下、当日の様子をご報告します。
受付風景
1. 同窓会記念講演会
ホームカミングデーセレモニーの開始に先立って、13時から14時まで、本学法学部木村草太教授による同窓会主催の記念講演会が1号館120教室で行われました。なお、この講演は対面およびオンラインによるハイブリッド方式により行われ、講演会の聴講者は126名でした。
講演は「家族と憲法~都立大ゼミの挑戦」というテーマでした。
具体的にはセクシャルマイノリティの方の家族形成に関する権利について憲法と家族法の関係を踏まえての講演でしたが、木村ゼミの学生による同性婚訴訟についての取り組みも取り上げられました。
講演は、深いテーマを大変わかりやすくお話しされまた現役学生諸君の活躍の様子もうかがえ、聴講者から好評でした。
木村先生から講演に寄せられたメッセージです。
東京都では、11月1日より性的マイノリティの方々のための「東京都パートナーシップ宣誓制度」が始まります。また、11月30日には、東京地裁で、同性婚訴訟の3件目の判決がでることになっています。
この講演では、憲法と家族法の関係について整理をした上で、セクシャルマイノリティの方々の家族形成に関する権利について講演してみたいと思います。また、講演では、同性婚訴訟についての都立大ゼミでの取り組みも紹介してみたいと思います。
2. ホームカミングデーセレモニー
ホームカミングデーのオープニングセレモニーとして15時から国際交流会館の大会議室で「ホームカミングデーセレモニー」が行われました。
冒頭に大橋学長の卒業生への歓迎の気持ちのこもった挨拶があり、続いて佐藤芳樹大学祭実行委員会委員長、吉田同窓会会長の挨拶がありました。
続いて、学生活動紹介として、エリカ混声合唱団による都立大学学友歌等の演奏がありました。
3. 東京都立大学学長報告
卒業生に大学の現状を知ってもらいたいとの趣旨で大橋学長より「東京都立大学の今」と題する報告がありました。 ここでは、大学の現状について、様々なデータを用いて説明された後、最後に大学の将来に対するご自分の抱負を述べられ、それに対する同窓生の支援を要望されました。
4. 寄付への感謝の集い
新型コロナウイルス緊急支援をはじめとして、都立大へは多くの寄付がされています。
寄付していただいた方への感謝の気持ちを伝えたいとの趣旨でホームカミングデーのイベントの一環として感謝の集いが催されました。 式では、山本良一法人理事長の感謝の言葉、支援を受けた学生からのお礼のメッセージの紹介、寄付者代表(4名)への感謝状の贈呈が行われました。
5. 同窓会会員大会およびお楽しみ大抽選会
任意団体のときの総会に相当するものとして会員大会が開催され、同窓会の活動結果が報告されました。
一連のセレモニーの後、会館内のオープンスペースで同窓会主催の大抽選会が開催されました。抽選会は初めての試みでしたが、司会の宇津川理事の軽妙な司会で会場は大いに盛り上がりました。
国際交流会館のオープンスペースが14時~18時の間、同窓生休息所として開放されアルコール抜きですが、飲み物やおつまみなどが提供され、多くの卒業生が利用していました。