2021年度スポーツ・文化活動賞同窓会長特別表彰の表彰式を行いました

2021年度スポーツ・文化活動賞同窓会長特別表彰部門には、27件の応募がございました。2月22日(火)の審査会において、本賞にふさわしい8件の団体・サークル・個人を表彰することといたしました。

3月28日(月)に南大沢キャンパス6号館の会議室において、同窓会長特別表彰の表彰式を行いました。新型コロナウイルスの感染症対策の影響で例年行われていた大学との全体表彰式は中止となり、大学関係者を迎えてのプレゼンテーションやセレモニーは行いませんでした。

受賞団体から各1名の代表者に出席してもらい、同窓会の石澤事務局長から表彰状と副賞を授与しました。当日都合で出席できなかった鳥人間部T-MITの宮原一輝代表には4月1日(金)南大沢キャンパス6号館の会議室において、石澤事務局長から表彰状と副賞を授与しました。

同窓会は未来を担う学生諸君の同窓会への参画を促し、大学と協力して在学中から同窓会に関心を持ってもらえるような活動を行っております。この活動の一つとして、同窓会は学生の皆さんの課外活動を支援するため、スポーツ・文化活動賞 同窓会長特別表彰を設けています。これは、高い志を持って目標を設定し、困難に対して闘志を失わず、主体性・独創性・独自性を発揮して、優れた成果を収めた学生の団体・グループ・個人を表彰しています。 また、受賞者・団体には総額40万円の範囲内で副賞を差し上げています。
ここで、この賞が“優れた成果”と規定する成果とは“必ずしもすべての人が認める成果”でなくとも当該成果を得る目的に向かって、努力を重ねてきたと認められる場合にも、これを対象としています。

2021年度スポーツ・文化活動賞同窓会長特別表彰部門表彰授与該当者一覧

番号団体・個人名申請テーマ代表者名受賞理由等賞金
4チームYKNK第7回「多摩の学生まちづくり・ものづくりコンペティション2021」における活動都市環境学部都市政策科学科
佐々木里菜
多摩地域の子供ホスピスが少ないことと地域の産業を観光資源にするという課題に着目し解決するため、この両者を結びつける方法としてバスツアーを企画しました。コロナの影響により実施は先送りされているものの、難病の子どもへの支援と地域の発展の足掛かりに取り組んでいることを評価しました。継続しての取り組みを期待します。3万円
6硬式野球部学生主体の活動・2部リーグ優勝経済経営学部経済経営学科3年
須田洋紀
練習時間の確保が難しい中、昨年の2部準優勝から今年は2部優勝を果たし、トレーニング方法などの工夫により目標を達成したことを評価しました。来年以降のさらなる活躍を期待します。3万円
7手塚蒼太
(個人)
ハードウェア部門に主眼を置いたロボットの研究・開発システムデザイン研究科
手塚蒼太
申請書では具体的なことがわからないのが残念ですが、多方面から団体から賞をもらっている点と、特許出願されていることから独自性や新規性が高いロボットであると思われると判断して評価しました。今後も継続して開発に取り組み、人の役に立つことに貢献してくれることを期待します。5万円
9鳥人間部T-MIT第43 回鳥人間コンテスト2021 人力プロペラ機部門 優勝システムデザイン学部航空宇宙システム工学科
宮原一輝
鳥人間コンテスト2021人力プロペラ機部門で優勝したという結果と、それにともない東京都立大学のネームバリュー向上や技術レベルの高さを全国に知らしめたことが高く評価されました。人力飛行機研究会MaPPLの優勝という結果の相乗効果も大きいと思います。来年以降の活躍も期待しています。10万円
13人力飛行機研究会MaPPL鳥人間コンテスト(滑空機部門)に向けた人力飛行機の製作システムデザイン学部航空宇宙システム工学科
丸宮佳季
鳥人間コンテスト2021滑空機部門で優勝したこと、女性パイロットとしては初めての優勝などの記録を残したことが高い評価を得ました。また、鳥人間部T-MITも優勝を果たし、両者がともに全国放送されることで東京都立大学の知名度をあげることに大きく貢献しました。来年以降の活躍も期待しています。10万円
17伊賀 悠洋
(個人)
日本選手権水泳競技大会(兼 東京五輪代表選考会)への出場と地域の子供たちへの講習会の実施システムデザイン学部電子情報システム工学科
伊賀 悠洋
東京オリンピック代表選考会を兼ねた日本選手権水泳競技大会に出場し、オリンピック代表選手と直接競い合った経験は大変素晴らしく高い評価を得ました。また、独自研究をふまえ大会新記録を樹立したり、その知識をスイミングクラブの子供たちに還元している点も素晴らしいと思います。5万円
22体育会ラグビー部「愛されるチーム」に向けた歩み都市環境学部環境応用化学科
青木紳悟
ラグビー教室による地域活動を行いつつ,メディアへの働きかけもしている点が評価されました。都立大学の名前を広めていくことに貢献していると思います。また、自分で工夫を凝らした練習を行い、未勝利の大学に勝利したりと進歩が見られます。1万円
25木村沙弥香
(個人)
日本におけるポエトリーリーディング文化への貢献人文社会学部人文学科英語圏文化論コース4年
木村沙弥香
ポエトリーリーディングという独自性の高い活動に取り組んでいること、そして国内大会スタッフとして活躍されていること、オンライン開催を主催したことが評価されました。今後は、この活動をより発展させて東京都立大学の名前を広めるきっかけになることを期待します。3万円
開会の挨拶及び審査委員会での審査内容を説明する石澤事務局長
人力飛行機研究会MaPPLの池ノ谷叙威さん
手塚蒼太さん
伊賀悠洋さん
チームYKNK代表の佐々木里菜さん
体育会硬式野球部代表の須田洋紀さん
木村沙弥香さん
体育会ラグビー部の坂元優太さん
人力飛行機研究会MaPPLの池ノ谷叙威さんによる表彰授与者挨拶
最後に全員で記念撮影
受賞式の当日、都合で来られなかった鳥人間部T-MIT代表の宮原一輝さんには、4月1日(金)に石澤事務局長から表彰状を授与しました

受賞者の喜びの

4. チームYKNK

異なる学年から構成されたメンバーそれぞれが、忙しい合間を縫ってコンペティションに向けてプロジェクトを進めてきました。時には思うように企画が進まず悩んだこともありましたが、最終的には一つの提案を出すことができ、そしてこのような賞をいただくことができ、とても光栄です。

チームYKNKが作成した地図「多摩地区マップNewアートボード」

6. 硬式野球部

この度は、硬式野球部をこのような賞に選出して頂けたことを大変嬉しく思います。来年度のリーグ戦では1部へ昇格し、来年度も選出して頂けるよう部員一同努力して参ります。

7. 手塚蒼太氏

このような形で素晴らしい賞をいただくことができ、大変うれしく思っております。今回の受賞を励みに、引き続き開発を続けていきたいと考えております。この度は誠にありがとうございました。

9. 鳥人間部T-MIT

この度の受賞を大変うれしく思います。長年大会でのフライトができていなかった分、こうして活動を評価して頂けることは非常にありがたいです。引き続き大会に向けて機体製作に励みたいと思います。

13. 人力飛行機研究会MaPPL

この度はこのような賞をいただき、とても嬉しく思っております。また、来年以降もご期待に添えるよう、より一層努力し、良い結果を残したいと思います。

17. 伊賀悠洋氏

今回、このような素晴らしい賞を受賞することができ、とても光栄に思います。昨年度の経験を活かし、今年度は全国大会での決勝進出を目標に誠心誠意取り組んでいく所存でございます。

22. 体育会ラグビー部

この度は受賞式に参加させていただきましたこと誠に感謝申し上げます。弊部一同大変嬉しく思います。これからも都立大ラグビー部の活動に注目していただけると幸甚です。どうぞよろしくお願い致します。

25. 木村沙弥香氏

年間の努力をこのような形で認めていただけて本当に嬉しいです。コロナ禍での障壁をチャンスに変えられた経験は貴重な学びになりました。日本の詩の朗読文化を、海外の詩人と繋がりながら益々盛り上げていきたいです。