2021年ホーム・カミングデー 記念講演会を開催します

第17回となる大学祭「みやこ祭」の期間中の11月3日に、同窓会は大学と共催でホーム・カミングデーを開催します。同窓会では、東京都立大学法学部 教授 詫摩佳代 氏による講演会を開催します。

本年のみやこ祭はオンライン配信と一部対面開催となるため、記念講演会についてもオンライン配信と現地聴講のハイブリッド形式で実施いたします。

ホーム・カミングデー 記念講演会

“世界を揺るがす新型コロナウイルス、今後の国際政治はどのように動くのか”

世界を脅かすパンデミック、混迷する世界の中、人類の健康確保を目指すのは、国際社会で数少ない共通の価値観です。それにもかかわらず、なぜ国際社会は新型コロナに対して、適切に協力することができないのでしょうか?今回の経験から得られた教訓とは何でしょうか?また、日本の課題としては、どのようなことが浮上しているのでしょうか?こういった視点で、新型コロナ禍を読み解いていきます。

  • 講演テーマ:「新型コロナと国際政治」
  • 講師:東京都立大学法学部 教授 詫摩佳代 氏
  • 日時:2021年11月3日(水・祝) 14:00-15:00 (開場 13:30)

参加にあたり、オンライン配信と現地聴講のいずれかをお選びいただき参加申込。

オンライン配信:Zoomウェビナーによるオンライン配信

オンライン参加申込より参加申込をお願いいたします。入力いただいたメールアドレス宛に、Zoomウェビナーの接続情報をお送り致します。

現地聴講:南大沢キャンパス 6号館110教室

現地聴講には事前参加申込が必要です。「記念講演会参加申込書」にご記入のうえ、同窓会事務局までメールにてお送りください。申込締切は10月20日です。

講師プロフィール             

東京都立大学法学部 教授 詫摩佳代 氏

2005年東京大学法学部卒業。2010年同大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程単位取得退学。2011年「国際連盟保健機関から世界保健機関ユニセフへ新しい安全保障としての「『ポジティブ・ヘルス』の形成」で博士(学術)。
東京大学東洋文化研究所助教、関西外国語大学専任講師などを経て、2015年首都大学東京都市教養学部法学系准教授。2020年東京都立大学法学部教授。

研究テーマ

グローバル・ヘルス・ガバナンスと国際政治、専門は国際政治学、国際機構論。

著書

単著に『国際政治のなかの国際保健事業』(ミネルヴァ書房、2014年)、2020年『人類と病 国際政治から見る感染症と健康格差』(中公新書、2020年、サントリー学芸賞受賞)、分担執筆にアジア・パシフィック・イニシアティブ『新型コロナ対応・民間臨時調査会 調査・検証報告書』(ディスカバリー、2020年)、城山英明編著『グローバル保健ガバナンス』(東信堂、2020年)、北岡伸一・細谷雄一編『新しい地政学』(東洋経済新報社、2020年)など。