第9回プロジェクト奨励賞交付式を行いました

7月30日(金)午後1時30分から、南大沢キャンパス6号館1階の会議室において、第9回プロジェクト奨励賞の交付式を行いました。

今回の交付式はコロナ禍での開催となり、例年のような大学関係者を迎えてのプレゼンテーションやセレモニーは行いませんでした。受賞団体から各1名の代表者に出席していただき、同窓会からは河口修企画委員長、石澤事務局長が出席しました。

同窓会は未来を担う学生諸君の同窓会への参画を促し、大学と協力して在学中から同窓会に関心を持ってもらえるような活動を行っております。

この活動の一つとして2013(平成13)年12月に学生の皆さんの生き生きとした企画活動(プロジェクト)に活動資金を提供する賞である「プロジェクト奨励賞」を創設し、今回第9回目のプロジェクト奨励賞として各受賞者に「承認書」と「助成金」を授与しました。

今回の応募は18件でした。7月7日(水)に審査委員会を開催し審査を行い、審査結果を7月14日(水)開催の理事会で承認し、以下の団体・サークルに決定しました。

第9回プロジェクト奨励賞 受賞者一覧

番号団体・個人名応募テーマ代表者名受賞理由助成金額
1DJ Robotics(団体)音楽で人とロボットを繋ぐDJヒューマノイド『Lynx』椎名 野歩也
(システムデザイン学部・電子情報システム工学科・情報システムコース4年)
人に親近感を持ち、音楽ストリーミングサービスなどが提供出来るDJロボットを開発した成果を評価したい。
今後は、更に介護施設などの場所で、障碍者をサポート出来るDJロボットに期待したい。
10万円
2橋本真志(個人)2022 年日本陸上競技選手権大会への出場を目指して橋本 真志
(都市環境科学研究科 環境応用化学域修士1年)
自費で練習から競技迄、全てを成し遂げ、現在は日本ランキング110位にまで達成し、更に来年に向けて日本ランキング56位以内を目指す、努力と闘志を評価したい。
来年は是非、日本ランキング56位以内、日本選手権への出場を達成して頂きたい。
10万円
3小川 恵悟(個人)就職活動支援小川 恵悟
(経済経営学部経済経営学科経営コース2年)
従来、就活で孤立しがちな学生に情報交換の場(Student House)を設け、学生・企業の情報交換の場を設ける、というユニークなアイディアとソフト開発の計画は評価したい。
このプランが成功することを期待したい。
5万円
4さはらかん(日野キャンパス登録団体)(団体)CanSat世界大会ARLISS2022に向けた機体開発伊藤 奨真
(システムデザイン学部 航空宇宙システム工学科2年)
CanSat(小型模擬人工衛星)の技術力を競う国際大会(ARLISS9)で優勝を目指して機体開発を行うこと、さはらかんの先輩達や研究室より技術ノーハウを伝承出来ていることは評価出来る。
来年はCanSatの優勝を期待したい。
10万円
5CORE(団体)独自開発ロケットエンジン開発に用いる酸化剤質量流量計の導入吉田 健人
(システムデザイン学部航空宇宙システム工学科3年)
既に高性能なハイブリッドロケットエンジンでの打上実験に成功し、更に高性能エンジンの開発を目指していることを評価したい。
高性能エンジンの開発、成功を期待したい。
10万円
6鳥人間部T-MIT(団体)人力飛行機の更なる改良小幡 勇太郎
(システムデザイン学部航空宇宙システム工学科3年)
従来のタイムトライアル(TT)部門で貢献して、当大学に栄誉を齎したが、TT部門は廃止になり、新たにディスタンス(Dist)部門に移行し、挑戦することを評価したい。
新たなDist部門への挑戦に期待したい。
5万円
7体育会ラグビー部(団体)「愛されるチーム」へのプロセス谷村 誠悟
(経済経営学部経済経営学科4年)
二部昇格に向けて、B級コーチの指導、チームビルディングの時間を設けること、その他にチームワークを活発にする様々な活動を組まれており、評価したい。
チームワークの成果として、二部昇格を期待したい。
15万円
8東京都立大学学生フォーミュラプロジェクト(団体)学生フォーミュラ日本大会に向けたフォーミュラカーの作製持木 浩太
(システムデザイン学部機械システム工学科3年)
自分達でフォーミュラーカーを製作し、2022年大会に参加し、完走する目標を挙げ、同時に他大学や自動車業界との交流を目的にしたことを評価したい。
来年は更に、技術力アップを期待したい。
5万円
9応援団女子チアダンス部RITZ(団体)チームの発展平岡 詩乃
(理学部生命科学科3年)
単独講演開催・地域の活力になる取組みなどを行うことは評価出来る。
今後も外部コーチの指導を受けるなど技術向上に期待したい。
15万円
10丹羽将斗(個人)移動販売車で美味しい珈琲を届け、商売とは何かを学ぶ丹羽 将斗
(経済経営学部経済経営学科3年)
ハードウェア(店の設備・建物など)は全て揃ったようです。この面では評価したい。
ソフトウェア(商売の仕方、顧客ニーズ、取引先など)は今後、商売の中で身に着けていくことを期待したい。
5万円

※ 順番は、申請書の提出順にしております。受賞団体名は、申請者の申請通りにしております。

開会に当たり河口企画委員長を紹介する石澤事務局長(左)
挨拶及び今回奨励賞の審査結果の講評を行う河口企画委員長(右)
体育会ラグビー部主務の坂元優太さんに承認書と助成金を授与
応援団女子チアダンス部RITZ代表の平岡詩乃さんに承認書と助成金を授与
DJ Robotics代表の椎名野歩也さんに承認書と助成金を授与
橋本真志さんに承認書と助成金を授与
さはらかん代表の伊藤奨真さんに承認書と助成金を授与
CORE開発責任者の濱下宙千さんに承認書と助成金を授与
小川恵悟さんに承認書と助成金を授与
鳥人間部T-MIT代表の宮原一輝さんに承認書と助成金を授与
東京都立大学学生フォーミュラプロジェクト代表の持木浩太さんに承認書と助成金を授与
丹羽将斗さんに承認書と助成金を授与
受賞の挨拶及び活動報告を行う体育会ラグビー部主務の坂元優太さん
受賞の挨拶及び活動報告を行う応援団女子チアダンス部RITZ代表の平岡詩乃さん
記念撮影する受賞者と同窓会の河口企画委員長と石澤事務局長
承認書と助成金を掲げて受賞者の皆さんで記念撮影
河口企画委員長の訓示の後に閉会の挨拶を行う石澤事務局長